ナルコレプシーは睡眠障害の1つ。

睡眠障害の一つ、ナルコレプシーについて

情動脱力発作

情動脱力発作

ナルコレプシーの症状は、過剰な居眠りだけではなく、喜怒哀楽の感情が強く動いた時、首、全身、腰、ほほ、あご、まぶたなどの力が急に抜ける「情動脱力発作」があります。

情動脱力発作には、「まぶたが下がり、目を開けていられなくなる」「ほほとあごがゆるみ、少しろれつが回らなくなる」という軽度のものから、「首の力がガクンと脱けて、頭が前に垂れ下がる」「膝がガクガクする」「体が崩れるように地面に倒れる」といった重度のものまであります。

この発作は、通常は数秒~数分起こった後、自然に回復しますが、時にはそのまま睡眠に陥ってしまい、入眠時幻覚を見たり、睡眠麻痺が続いたりすることもあります。

頻度は1日に数回から1週間に数回など、個人差がありますが、症状としてはナルコレプシー特有のもので、眠気とは無関係に生じます。

脱力発作中は意識がはっきりしていており、周囲の人の話が理解できる状態なので、てんかん発作のように意識が途切れてしまうことはありません。

ナルコレプシー患者の中には、情動脱力発作の原因となる感情の起伏が起こらないようにするあまり、人との接触を避けたり自分の感情を抑制したりして、周りとのコミュニケーションがうまくいかなくなってしまうことがあるようです。

情動脱力発作の発症時期は、先に述べた日中の過剰な眠気の発症とほとんど同時か、または少し遅れて現れます。

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