ナルコレプシーは睡眠障害の1つ。

睡眠障害の一つ、ナルコレプシーについて

日中の過剰な眠気

睡魔と覚醒

ナルコレプシーで最初に現れる症状は、食事中や電話の最中、または来客対応中など、健常者では考えられないような時に突然ガクンと寝てしまう「居眠り」で、それを1日に何回も繰り返すことです。

その睡魔は、「丸3日間睡眠をとらずに過ごした後に難しい数学の問題に取り組んでいる」状態に相当するといわれています。

この症状が、学校や職場などの社会生活に深刻な影響を与え、特に車の運転中など、神経を集中しないといけない時にも眠ってしまうため、大変危険です。

健常者であれば、ある程度自分の意思で睡眠をコントロールすることができますが、ナルコレプシー患者の場合は発作的に眠り込んでしまいます。

そのため、周りから「怠け者」「やる気がない」「責任感がない」などと見なされて、つらい思いをしている人も多いようです。

ナルコレプシー患者が発作で眠っている時間は2~10分程度で、目覚めた直後は爽快な気分ですが、また2~3時間経つと眠くなります。

しかし、そうやって昼間に何度も居眠りをするからといって、夜の睡眠時間が短くてすむわけではありません。

夜は夜で寝入り際に鮮明な怖い夢を見たり、いわゆる金縛りにあったりすることが多く、その結果、睡眠が分断され、1日の睡眠時間の合計は、健常者とあまり変わりありません。

つまり、ナルコレプシー患者は、1日の中で睡眠と覚醒の短い周期を繰り返しており、長時間覚醒していることができない状態にあるといえるでしょう。

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