ナルコレプシーは睡眠障害の1つ。

睡眠障害の一つ、ナルコレプシーについて

ナルコレプシーの治療

ナルコレプシーの治療

ナルコレプシーの治療は、薬物療法と生活指導が主流で、これらの療法を根気よく続けることにより、症状はかなりよくなります。

①薬物療法

日中の眠気を防ぐ場合には、メチルフェニデート、ペモリンなどの精神賦活剤が処方されます。

よく使われるのはメチルフェニデートで、これは作用時間が短いため朝昼2回の服用が必要とされていますが、夜は、残留血中濃度により睡眠が妨げられるので、飲用が禁止されています。

ペモリンはメチルフェニデートに比べてやや作用時間が長いため、2つを組み合わせて使われることもあります。

情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺などの症状がある場合には、クロミプラミン、イミプランが処方され、レム睡眠を抑える効果を発揮します。

夜間睡眠障害の症状がある場合には、入眠と睡眠の持続を改善する睡眠導入剤、クロルプロマジンなどの抗精神薬剤が処方されます。

精神賦活剤には、動悸、頭痛、胃障害、食欲減退などの副作用があり、夜の睡眠を十分にとらないで精神賦活剤を多く服用すると、入眠時幻覚が強まることがあります。

また、クロミプラミンには、口渇、便秘、排尿障害などの副作用がありますが、ナルコレプシーに用いる量は少ないので大丈夫です。

これらの副作用は、医師の指示通りに薬を飲んでいれば心配ありませんので、正確な治療のもと服用しましょう。

②生活指導

夜間の十分な睡眠や良質の睡眠を確保することはナルコレプシー症状の軽減には不可欠なので、それを得ることが生活指導の目的です。

具体的指導は医師の指示のもと行われますが、可能であれば、日中に20分くらい寝るなど、昼寝を習慣にすることを心がけると、眠気は軽くなるでしょう。

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