概日リズム障害
体内時計のみだれ
学校や仕事に行かなくてはならないのに起きられず、逆に日中とても眠くなってしまい、通常の社会生活を送ることが困難になってくるのが「概日リズム障害」です。
1日は24時間単位ですが、人間の体内時計は1日25時間なので、24時間のリズム(概日リズム)に合わせるため、体内時計を1時間早めなくてはなりません。
ところが、家事や仕事の関係で睡眠時間帯が不規則になると、体内時計と生活リズムがずれてゆき、疲れが取れない、寝つきが悪い、朝起きられないといった睡眠障害が起きてしまいます。
概日リズム睡眠障害は、次の6つに分けられます。
①時間帯域変化(時差)症候群
いわゆる"時差ボケ"のことです。
②交代勤務性睡眠障害
シフト制や夜間労働者に多く見られます。
③睡眠相後退症候群
睡眠相が次第に遅れていく状態です。
④睡眠相前進症候群
睡眠相が次第に前進していく状態です。
⑤非24時間睡眠覚醒症候群
入眠と覚醒の時刻が遅れていき、生活リズムが24時間より長い周期になる状態です。
⑥不規則型睡眠・覚醒パターン
睡眠や覚醒が不規則に起こる状態です。
このようにしておこってしまった概日リズム障害を改善するためには、朝光を浴びて体内時計をリセットすることが大切で、体が太陽の強い光を感知すると、覚醒から約14時間後に睡眠を促すホルモン(メラトニン)が分泌され、狂ったリズムが元に戻されます。
また、昼間に日光をよく浴びるのも、メラトニン生成を促進するので効果的です。
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