ナルコレプシーは睡眠障害の1つ。

睡眠障害の一つ、ナルコレプシーについて

特発性過眠症

もうひとつの過眠症

「特発性過眠症」の症状は、夜十分寝ているのに日中に過剰な眠気に襲われて1時間以上眠ってしまい、その症状が長い期間続くというものです。

病名が「突発性」(=この場合は突然寝入ってしまうこと)と間違えられやすいですが、「特発性」とは原因がわからないことを意味しています。

つまり、「特発性過眠症」は、一説にはヒスタミン神経系の伝達が低下していることが関係しているといわれていますが、原因が解明されていない症状です。

この特発性過眠症は、同じ過眠症の中でもナルコレプシー睡眠時無呼吸症候群などに比べて知名度が低く、専門医も少ないそうです。

性差はなく、10~20代前半で発病することが多く、症状も一見ナルコレプシーと似ているようなのですが、実際にはずいぶん違います。

まず、特発性過眠症はナルコレプシーのように夜間の睡眠が中断されることがあまりなく、睡眠時間を長く保てますし、眠りに入る時に幻覚を見たり、金縛りにあうこともありません。

一方、ナルコレプシーの居眠りは10~20分程度で、目覚めるとすっきりしていますが、特発性過眠症は朝の目覚めが悪く、居眠り後も眠気が続きます。

他にも、特発性過眠症にはナルコレプシー特有の情動脱力発作(激しい喜怒哀楽が起きた時に筋肉がゆるみ、全身または体の一部が脱力する症状)はありませんが、立ちくらみ、めまい、頭痛、失神などが生じる場合があるので、深刻な睡眠障害だといえるでしょう。

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